【python】windowsでkivyを動かすときの環境構築

ソフトウェア

 

以前、windowsでkivyのプログラムが動作しない現象と、解決法を投稿しました。

【python】kivyのGUIアプリでinflateValidateが見つからない時の解決法(非推奨)
Pythonの「Kivy」というフレームワークを使いGUIアプリを作っていたところ、エラーが発生し起動できない現象に遭遇しました。 エラーと解決方法がわかりましたので、共有します。 環境は、Windows10にanacondaで仮想環境を作...

 

この以前の投稿の方法は非推奨な方法だったのですが、今回はより正当な方法での回避方法を紹介します。

 

 

エラー内容と環境

 

「Kivy」で作ったアプリを起動すると、以下の文言でWindowsのエラーポップアップが表示されます。

Python.exe - エントリポイントが見つかりません
プロシージャ エントリポイント inflateValidate がダイナミック リンク ライブラリ
C:\Users\user_name\.conda\envs\user_env\share\sdl2\bin\libpng16-16.dll
から見つかりませんでした。

 

エラーの内容や原因は今も良くわかっていません

ただし、この時のpythonの環境ですが、condaで仮想環境を構築し、その仮想環境の上でpipを使ってkivyとその他の依存パッケージをインストールしていました。

 

このpipでの環境構築が良くないのでは?と考え、色々調べているとベストな解決策が見つかりました。

 

conda-forgeのkivyを使え

 

condaを使って環境構築する人限定になりますが、conda-forgeのkivyが最も簡単な解決策です。

 

コマンドとしては、

conda install -c conda-forge kivy

になります。

 

このコマンドで作った環境の上でkivyのプログラムを実行すると、エラーが発生することなくGUIが表示されました。

 

まとめ

 

windowsでkivyを動かすときの環境構築方法を紹介しました。

conda-forgeのkivyを使うと、詳細な環境構築内容がわからず、不安を覚えることもあります。

しかし、大事なのはアプリが動作することなのです。

今後も簡単に使える手法・ツールを探し、このブログで紹介していきたいと思います。

 

以上!

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