ファイルの圧縮/解凍をするツールとして有名なフリーソフトの「+Lhaca」。
企業などで標準の圧縮/解凍ツールとして使われている方も多いのではないでしょうか。
そんな「+Lhaca」ですが、特定のケースで圧縮に失敗することがわかりましたので共有します。
「+Lhaca」で圧縮に失敗するケース
私が「+Lhaca」で圧縮に失敗した環境ですが、
OS:Windows10 Pro
圧縮形式:TAR
でした。
普通Windowsを使っていてTARで圧縮するケースは少ないと思います。
しかし、システムの運用上TARで圧縮しなければならないケースがあり、TARで圧縮したところ失敗していました。
圧縮の失敗時にエラーが出ない
「+Lhaca」でTAR圧縮に失敗した場合でも、エラーが表示されるわけではありません。
普通に圧縮ファイルは生成されるので私も最初は気づかなかったのですが、圧縮ファイルを解凍してみると、圧縮前には存在していたファイルがいくつかなくなってしまっていました。
ファイルがなくなってしまうのはサイズに依存するのか文字コードなどに依存するのか原因はわかっていませんが、いずれにしても圧縮後にファイルがなくなってしまうのは致命的です。。。
「+Lhaca」の代替ソフトは?
私は「7-zip」を使うようにしました。
今のところ、「+Lhaca」でみられるような不具合は発生しておりません。
ただし、「+Lhaca」も「7-zip」もフリーソフトなので、仮にソフトに不具合があっても作成者は何も保障してくれません。
フリーソフトを使用する場合はそのことを肝に銘じ、ネット上の評判やソフトの更新頻度、実際にテストをして問題ないと判断した場合のみ使うようにしましょう。
フリーソフトの選び方
便利な世の中になったもので、最近はPC上で実現したいちょっとしたことは大体フリーのソフトウェアで実現できてしまいます。
圧縮/解凍もその一つですが、「+Lhaca」や「7-zip」などフリーソフトがたくさん存在し、どれを使ってよいかわからないことがありますよね。
そんなときの判断基準を載せておきます。
自分の環境で使えるか
まずはフリーソフトの動作保証環境を確認してください。
すごく評判が良いソフトだけど、MacOS専用でWindowsでは使えないとか、少し古いソフトでWindows7までしか保証しないとかざらにあります。
まずは自分の環境で動作するか確認しましょう。
更新頻度は高いか
頻繁に更新されているソフトは開発者が様々なバグや要望に応えようとしているので、使い勝手がよい可能性が高いです。
今回紹介した「+Lhaca」は、最終更新日時が2007年になっていました。
2007年にwindows10は存在していなかったので、ある意味今回の不具合は当然と言えます。
なお「7-zip」の最終更新日時は2018年でしたので、こちらのほうが最新の環境に対応してそうだとうかがえます。
ネットの評判は高いか
インターネットで導入を検討しているフリーソフトの評判を調べてみましょう。
もちろんネットの評判も一つ一つは個人の感想なので全てを鵜呑みにする必要はありません。
しかし、悪い評判ばかり目に付く場合は導入を慎重に検討したほうが良いかもしれません。
機能面で過不足なくても、ユーザビリティに欠ける場合は評判が悪くなる傾向があります。
まとめ
「+Lhaca」で発見した不具合の共有と、フリーソフトの選び方をまとめてみました。
フリーソフトは無料でPC操作を簡易化してくれる便利なものが多いですが、あくまでフリーソフトなので信用しすぎないように注意しましょう。
以上!!
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