【書感】ドリルを売るには穴を売れ

読んでみました。マーケット素人の私にはとても興味深い内容でした。

 

 

「ドリルを売るには穴を売れ」を読むきっかけ

ブログを運営するにあたり、先輩ブロガーの方のブログを拝見していたところ、この本がおススメされていました。

 

この本は、

「誰でも売れる人になるマーケティング入門」

というキャッチコピーがついています。

 

ブログ運営も、自分のブログを読んでもらうためのマーケティングが必要です。

この本を通してマーケティングの基本を勉強しようと思いました。

 

 

「ドリルを売るには穴を売れ」を読んだ方が良い人

ずばり、マーケティング未経験者ですね。

特にエンジニアの方はおススメだと思います。

 

エンジニアって基本、自分が開発する成果物に対して

  • どうすればもっと良くなるか
  • どうすればもっと安くなるか

を考えて仕事をします。

限られたリソースで最大の能力を持った成果物を作ることがエンジニアの価値だからです。

しかし、

  • どうすればもっと売れるようになるか

は、あまり考えていないなぁとこの本を読むと感じます。

 

本に登場するシェフと同じ状況ですね。詳しくは購入して読んでみてください。

とにかく、エンジニアの人は普段考えないような内容が書かれているので、エンジニアにはおススメです。

 

 

「ドリルを売るには穴を売れ」をおススメする理由

正直、他のマーケティング入門書を読んだわけではないので、比較はできていませんが、

「ドリルを売るには穴を売れ」は非常に読みやすいです。

 

特に、赤字経営のイタリアンレストランのマーケティングを見直していく過程が描かれたストーリーがあるのですが、読み物として面白く熱中することができます。

 

もちろん、マーケティングの基本知識の説明もしっかり書かれており、ストーリーと合わせて覚えることができます。

 

 

マーケティングの基本

本に書いてあることを忘備録として残します。

 

マーケティングの基本的な理論は

  • ベネフィット ~顧客にとっての価値~
  • セグメンテーションとターゲティング ~顧客を分けて絞る~
  • 差別化 ~競合よりも高い価値を提供する~
  • 4P ~価値を実現するための製品(Product)/価格(Price)/販路(Place)/広告(Promotion)~

で説明できます。

 

私のようなエンジニアが普段関わるのは、差別化のためのProductPriceの部分ですね。

よりよい製品を安く作るのがエンジニアの仕事です。

 

しかし、いくら良い製品を安く作れるようになっても、

ベネフィット:顧客にとって価値がなければ製品は売れません。

セグメンテーションとターゲティング:どの層にどう使ってもらう製品なのか決まらないと製品の仕様が決まらず、そもそも作れません。

Place:製品を欲している顧客まで製品を届ける必要があります。

Promotion:そもそも製品を顧客に知ってもらわなければなりません。

 

つまり、マーケットの基本的な理念に基づいた製品でないと売れないのです。

 

 

まとめ

「ドリルを売るには穴を売れ」の書感でした。

普段の業務はもとより、このブログもきちんとマーケットの戦略を考えPV数を徐々に伸ばしていく必要があります。

現状、1日1回誰かが見てくれればよい方なので、まずは毎日書き続け、Googleの検索対象にしっかり載ることを目標にします。

 

PV数がすごく高いブログのマーケティング理論を参考にしたいなぁ。

以上!!

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