【書感】1分で話せ

雑記

 

近日、会社の昇進試験で面接を控える筆者。

面接では、質問に対する答えを短い文章で的確に返答する必要があります。

 

普段の私は、

基本ほぼしゃべらない かつ 自分が詳しいことは無駄にしゃべる

タイプなので、面接やプレゼンは大の苦手です。

 

そこで、「1分で話せ」というタイトルに惹かれ、本書を読んでみました。

 

本書を読めば、プレゼンでも面接でも

大事なことだけシンプルに伝える技術

を知ることができます。

 

1分で話す意味

 

人は、人の話の80%は聞いていないのだそうです。

そのため、長く話せば話すほど自分の伝えたいことを相手に伝えられない可能性があります。

 

自分の伝えたいことをできるだけ端的に話す

ことが大事です。

しかし、ただ伝えたいことだけ伝えてもダメです。

 

例えば、会社にいると仕事をする上で必要な予算を獲得するためプレゼンをする機会があります。

 

その時に、

XXがしたいからお金を出してください

とだけ言っても、当然お金は出てきません。

 

せめて

XXをするとこれだけ会社にご利益があり、こういう計画で実現するのでお金を出してください

くらいのストーリーがないとダメですよね。

 

このように、

実現したいことを実現するためのストーリー

をなるべく短い時間で説明する必要があります。

 

本書ではこの時間を1分としています。

 

 

1分で話すためには

 

ロジカルシンキングでよく使われる手法が紹介されていました。

 

最初に結論を言い、結論を説明するための根拠を2~3話すというのが基本だそうです。

 

詳細は、本を買って読んでみてください。

 

こういう本の紹介って、どこまでブログとかで書いてよいのか判断難しいですよね。

でも、自分で買って読んだ方が絶対身につくので、こうしたブログの記事は参考程度にするのがよいと思います。

 

 

話す目的を考えよ

 

特にプレゼンでは一番重要な部分です。

プレゼンではどんなにうまく話しができても、それで相手を動かせなければ意味がありません。

 

プレゼンの目的はなんですか?

先ほどの例でいえば、会社から予算を引き出すことです。

 

プレゼンで自分のやろうとしている計画の素晴らしさを伝えても、

最後にお金の話をしなければそれで終わってしまいます。

 

プレゼンでもなんでも、ストーリーをまとめて話をするときは必ず明確なゴールを決めましょう。

いくら上手く話せてもゴールにたどり着かなければ失敗だし、

上手く話せなかったとしてもゴールにたどり着ければ成功なのです。

 

 

その他の伝える技術

 

色々紹介されていました。

詳細は割愛しますが、私がすぐに実践しようと思ったのは

大きな声で話す

です。

 

単純に声を大きくするのではなく、遠くの人に声を届ける意識を持つことが大事だそうです。

 

確かにプレゼンのうまい人によく言われます。

しかし、実際にプレゼン中はそんなこと頭から抜け落ち、スライドの説明に集中しがちです。

意識して練習なり本番をたくさん経験する必要がありますね。

 

 

まとめ

 

「1分で話せ」の書感でした。

 

エンジニアをやっていると、他の職種の人に比べ人前で話す回数が少なくなります。

 

おしゃべりなエンジニアはそうではないかもしれませんが、

無口なエンジニアは会社で一言も発さずに帰宅することもあるかもしれません。

 

私は新卒で入ったころにありました(笑)。

まだ仕事を振ってもらえず、とりあえず資料読んでおいてくれという日です。(笑)

 

こういう日が積み重なるとやはり話すのが苦手になってきますよね。

話すのが苦手という意識がある人は、こういった書籍を使って補完するのもよいかもしれません。

ただし、あくまでも補完なので本を読んで得た知識を使って実際に話をすることが大事です。

 

以上!!

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