基本情報処理技術者試験のすすめ

ちょっと昔の話なのですが、基本情報に合格したので勉強方法やメリット/デメリットを残します。

 

資格取得のきっかけ

実は、基本情報は1回落としてます。(笑)

私が新卒で今の会社に入社したのが約5年前、その時のソフトウェア系新人研修の一環として基本情報を無理やり受けさせられました。

ところが、当時の私は「エンジニアってプログラミングだけできれば良いんでしょ?」と思っていたので基本情報の取得にメリットを感じず、勉強しないで試験本番を迎え、あえなく不合格となりました。

ただ、実際に配属された部署ではプログラミングさえできれば仕事になるような環境だったので「やっぱりいらないじゃん!!」なんて思っていました。

しかし、数年後に別の部署に異動になるとプログラミング以外の要素(データベースとかネットワークとかハードウェアとか、)を要求され、「やばい、わからん!」と思い基本情報の取得に踏み切ったわけです。

 

基本情報を取った方がよい人

情報系の学生や新卒のSIerでそのあたりの知識がない人、そして勉強する習慣のない人は是非チャレンジしてほしいと思います。

特に、最近の情報系大学生は、授業は寝ながら出席し、テスト前だけ勉強して単位取得。卒論用のプログラムを一本書けば大学を卒業できちゃったりします。私がそうでした(笑)。そして、たまたま受かったSIerの会社に就職して素人同然でシステム開発を担当し、先輩の指示通りに手を動かすも自分が何をやっているのかわからない。。。

やばい、俺のことだ、、と思った人は勉強しましょう(笑)!

もちろん、基本情報をとれば万事解決するわけではなく、本当にシステム開発するのであれば応用情報や上位資格を取得できるレベルの知識が必要ですが、まずは勉強する習慣をつける意味でも基本情報は難易度も低くおススメです。

 

基本情報の勉強方法

まずは過去問を解いてみましょう。それで合格できる点数が取れるなら、勉強する意味がないので上位資格を目指しましょう(笑)

過去問を解いてみて、全然わからない、、という状態であれば、何でも良いので基本情報取得におススメの本を1冊買いましょう。

私はこれの平成28年度版を買いました。

 

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こういった教科書になる本を1週したら、後は過去問を解くのみです。

ちなみに、こうした本にかかるお金や資格の受験料を理由に資格取得に挑戦しない人がいますが、すごくもったいないです。どのようなことにお金を使うかは人それぞれですが、本代+受験料で1万円もしません。飲み会に2回参加したら同じ金額払いますよね?飲み会2回分のお金自分のスキルが上がり、それを証明できる資格が手に入ると思ったら安いと思いませんか?

 

基本情報のデメリット

基本情報は、システム開発をする上での基本の知識を持っていることの証明になります。

が、基本情報の資格だけで社会的な評価を得ることは期待できません。例えば転職で有利になるかと言ったらならないと思います。しかも、基本情報では友達にも自慢もできません(笑)。これが私が思った一番のデメリットです。(笑)

 

まとめ

基本情報は、システム開発を生業とする人にとって

  • システム開発の基本知識が身につく
  • 勉強する習慣が身につく

ため、上記が足りていないと感じる人はぜひチャレンジしてみてください。

デメリットとして、

  • 社会的にも、身内にもあまり評価されない

があげられるので、これが嫌な人は上位資格を目指しましょう。

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