だいぶ前ですが、応用情報技術者試験に合格したので覚えている限りで残します。
応用情報受験のきっかけ
私は2016年の上期に基本情報を取得しました。
基本情報を取得したものの、システムエンジニアやるなら応用情報くらい持ってないとダメじゃん?
と考え、2016年の下期に応用情報を受験することにしました。
応用情報を受験すべき人
システムエンジニアの実務経験があり、今後もシステムエンジニアを職とする人は受験すべきです。
システムエンジニアをやっていると、どうしても組織のクセみたいなのが出てきます。
「今までこういう手法を使ってきたから今回もそうしよう」
という発想でシステム開発をしがちです。
過去に実績のある手法でシステム開発することのメリットはもちろんあります。
品質が安定する、スケジュールが見積もりやすい、などです。
しかし、その手法にこだわりすぎて、本来あるべき姿を見失ってしまうケースが散見されます。
応用情報を取得するために勉強すれば、システム開発で必要になる幅広い知識が身に付きます。
「こういうケースではこうしたほうがよい、この技術を使うべき」
といった判断が正しくできるようになります。
勉強しないと、自分が使ったことがある技術、組織で使われている技術しか選択肢を持てず、良い設計ができなくなります。これでは出来の悪いシステムしか開発できません。
応用情報の勉強方法
私はこの参考書の2016年版を使いました。
アマゾンのレビューはあまり良くないですね(笑)
正直、参考書は自分に合うものを買えばよいと思います。
応用情報の参考書は本屋に行けば必ず数種類は売っているので、中身をパラパラ見て自分に合いそうなものを購入してください。
そして、参考書を1週したら、後は過去問を解きまくります。
応用情報の午後問題には、「~~をxx字以内で説明せよ」といった問題が出題されます。
普段、こうした字数制限のある書き物をすることがないので、解答の仕方に慣れておきましょう。
模範解答と完全に一致する必要はないので、解答で言いたいことが一致していることを確認できればよいと思います。
まとめ
私は2カ月くらい勉強して、無事に合格しました。
応用情報を勉強した人とそうでない人では、システム開発能力に差がでます。
自分の会社、自分の組織でしか通用しない人間になりたくなければ、こういった資格を利用して勉強し、技術力を向上させることをおススメします。
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