最近のITエンジニアの働き方として、フリーランスとして自由に働くスタイルが流行しています。
そんな中でも、ITエンジニアが大企業に属するメリットを挙げていきます。
結論、
大企業でも自分のスキルを磨けばある程度は自由な働き方を手にすることができます。
前提条件
簡単に自己紹介をします。
私は、新卒で大手製造業の会社に入社し、現在6年目です。
私が所属する会社は、東証一部上場しており、社員数は10,000人以上。
誰でも一度は名前を聞いたことがあるような会社です。
職種としては、ちょっと前までは「ソフトウェアエンジニア」でしたが、最近は「データサイエンティスト」として働いています。
ただし、データサイエンス的なスキルがまだまだ未熟のため、「なんちゃってデータサイエンティスト」を自称しています。
大企業で働くメリット
ここから、大企業で働くメリットを挙げていきます。
成果を出さなくても給料をもらえる
フリーランスと比較するとここが一番大きな差ですね。
サラリーマンは成果を出さなくても毎月給料がもらえます。
特に新卒で入社していきなり成果を出せる人は少ないです。
特別なスキルを持っていない場合は、なるべく大きな会社に入り、その会社を利用してスキルアップに努めましょう。
新卒で入社する社員は、最初の頃はスキルアップの勉強だけで給料をもらえます。
仕事で必要なスキルを身に着ける勉強(研修)を会社負担で受講できるのは日本の会社だけです。
企業勤めしている人は、スキルアップのために会社が用意してくれるモノはガンガン使いましょう。
逆に新卒ですぐに成果を出せるような人は大企業に勤める必要はなくて、最初からフリーランスなり起業なりして自由に働いて稼いでも良いでしょう。
定時退社してスキルアップのための時間を確保できる
これは会社にもよるし、同じ会社内でも部署によると思いますが、最近の働き方改革(笑)の影響もあり、大きい会社であればあるほど定時に退社できる可能性が高いです。
定時に退社できればその日の夜か、早寝して次の日の朝にスキルアップのための時間を確保できます。
その時間は勉強に使っても良いし、何かをアウトプットする時間でも良いでしょう。
もちろんフリーランスで働いている方が勉強時間の確保という意味では優位ですが、私の経験では、企業勤めでも定時に退社でき通勤時間も短ければ2~3時間程度は確実に時間を確保できます。
2時間~3時間程度の空き時間の方が、計画性をもった時間の使い方ができるかもしれませんね。
ITスキルが高いだけで社内で優位に仕事ができる
これも大企業あるあるです。
私の所属しているような、製造業でしかも規模が大きい会社の場合、管理職にITスキルの高い人間がほとんどいません。
これは、年齢の高い管理職ほどよく見られる傾向で、昨今のIT技術の進化のスピードについていけていない人が多いです。
または、元々ITが専門ではなかったにも関わらず、ITが必須技術になってきたため無理やり社内転職させられ、嫌々IT部門の管理職をしているケースもあります。
こういった管理職が上司の場合、自分がITスキルが高いことを示せれば割と組織内で重宝されます。
自分のスキルを活かして重要な仕事で成果を出せれば、給料も上がっていくし、会社のルール内ではありますが、多少は自由に働いても文句は言われないでしょう。
逆に、ITスキルの高い部下がいるにも関わらず、そのメリットに気づかず、その部下を卑下に扱うような管理職が上司の場合は、さっさと違う部署に異動するか、転職してしまいましょう。
また、普通の若手社員でも、企業に属して毎月給料をもらっているのをいいことに、まったくスキルアップをしない社員がたくさんいます。
しかし、スキルアップをする人としない人とでは、徐々に成果の質とスピードに差が出てきます。
きちんと成果を評価してくれる会社であれば、スキルアップをしないで成果が出せない社員よりも、スキルアップをして成果を出せる社員の待遇をよくしますよね。
最終的には出世のスピードに影響してくるし、成果が出せない社員は転勤などさせられるケースもあると思います。
まとめ
以上、私が感じたITエンジニアが大企業で働くメリットをまとめてみました。
なお、私はフリーランスで働いた経験がないので、実際のところはよくわかりません。
ただ、就職先を迷っている大学生や、転職しようか悩んでいる若手エンジニアに少しでも参考になる情報を、と思い大企業で勤める人間代表として書いてみました。
以上!!
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