だいぶ前の話ですが、JSTQBに合格したのでブログに残します。
若手のソフトウェアエンジニアで、
単体テストや結合テストは先輩の見よう見まねでやっている
という方は勉強して損はないです。
JSTQB受験のきっかけ
ソフトウェアエンジニアなら誰でも経験するであろう、単体テストや結合テスト。
私ももちろんやりました。先輩の見よう見まねで。
組織によってはテスト専門の部隊があり、αテストやβテストは専門組織が実施すると思います。
なので、開発部隊の人間でテストに詳しい人がおらず、
単体テストや結合テストは取りあえず実施し証跡が残ればよし
なんていう組織もあるのではないでしょうか。
私がいた組織はそうでした(笑)
こういった姿勢に疑問をもち、もっと効率のよい単体テストや結合テスト方法があるのでは?
と思い、ソフトウェアテストの勉強ができる教材を探していました。
JSTQBとは
JSTQB (Japan Software Testing Qualifications Board)
とは、日本ソフトウェアテスト技術者認定資格です。
世界標準の認定資格である、
ISTQB(International Software Testing Qualifications Board)
の日本語版になります。
ソフトウェアテストエンジニアを名乗るには、JSTQBのAdvancedレベルが必要になります。
私は単体テストや結合テストの基本が知りたかったので、Foundationレベルという一番難易度が低いテストを受けてみることにしました。
JSTQBの勉強方法
業務で単体テストや結合テストの経験がある場合は、このアプリだけで合格できます。
しかし、このアプリはテスト対策としては有効ですが、
「ソフトウェアテストのことを網羅的に習得したい」
場合はアプリだけでは不十分です。
私はこのJSTQBの教科書を買って勉強しました。
この本を読めば、JSTQBのFundationレベルの合格はもちろん、ソフトウェアテストの網羅的な知識を習得することができます。
JSTQBの価値
JSTQBのFundationレベルに関して、
業務で単体テストや結合テストの経験があるエンジニアであれば余裕で合格できます。
そういう意味では、JSTQBのFundationレベルを取得しても社会的に認められるか、自分の価値が向上するかというと必ずしもそうではないと思います。
しかし、JSTQBの教科書を一通り読むことで、普段の単体テストや結合テストでは使わないような知識を身に着けることができます。
ソフトウェア系の資格を取得する目的は、自分のスキルの証明のみならず
勉強して知識を習得すること
だと思っています。
なにも知らないで適当にソフトウェアテストを実施するより、
知識をベースに正しいソフトウェアテストを実施したほうが効果的です。
勉強したことを業務に活かすことでより自分のスキルとして身に付きますので、
勉強したことは積極的に使っていくとよいですね。
まとめ
JSTQBのFundationレベル取得の話でした。
ソフトウェアテストの基本的な知識に興味がある人は受けてみるとよいでしょう。
ただし、受験料は結構なお値段なので、興味本位で受けるのはちょっと微妙かもしれません(笑)
以上!!
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