2018年の上期に、エンベデッドシステムスペシャリストになりました!!
個人的に念願だった高度情報処理技術者の取得。その概要を書きます。
エンベデッドシステムスペシャリスト受講のきっかけ
2016年下期に応用情報に合格しているため、
高度情報処理技術者試験の午前Ⅰの試験を2018年下期までパスする権利を有していました。
これを逃す手はないと考え、2017年にDBスペシャリスト、NWスペシャリストを受験するも
あえなく失敗。。。
単純に資格が欲しいのではなく、資格を目標に勉強することで得られる知識が欲しかったため、
データベースとネットワークはもう十分だと考え他の試験を受けようと思っていました。
そこで候補になったのがエンベデッドシステムスペシャリスト試験でした。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、組み込みソフトウェアに関する知識を問う試験です。
一応メーカー勤務の筆者ですが、仕事で組み込みソフトウェアの開発を経験したことがありませんでした。
そこで、未経験ながらもエンベ試験を受けることで組み込み系の知識の補完になればと思い、受験を決意しました。
エンベデッドシステムスペシャリストの勉強方法
私はこの参考書を購入しました。
この参考書を1週し、後は過去問を解きまくるという方法で勉強しました。
エンベ試験の勉強では、新しく覚えることはあまりありませんでした。
そして組み込みソフトウェア未経験の私でしたが、過去問も割とすいすい解くことができました。
組み込み未経験と言いつつ、
隣の人が作った組み込みソフトウェアからデータを吸い上げてDBに格納する
みたいなシステムは経験があったので、組み込みの素養みたいのが備わっていたのだと思います。
ハードウェアと通信するときは、タイミングとか意識したりしますからね。
エンベデッドシステムスペシャリストを受けるメリット
勉強の甲斐あり、エンベデッドシステムスペシャリストに合格することができました。
私にとって初めての高度情報処理技術者試験の合格だったので嬉しかったです。
私のように組み込みソフトウェアの経験がない人でも、エンベ試験は挑戦すべきだと思います。
それは、ハードウェアを意識した開発を心がけることできるようになるからです。
最近はPCのスペックが向上したり、クラウドを使ったシステム開発が一般的になってきているため、
普通のシステム屋さんがハードウェアを意識して開発することはあまりないのではないでしょうか。
しかし、PC/クラウド上のみで完結するシステムではなく、最後は何かしらのハードウェアにアウトプットするシステムの場合、エンベ試験勉強で培われるような組み込みソフトウェアの知識、ハードウェアの知識が必ず必要になってきます。
最近ではIoTという概念が普及し、すべてのモノがネットワークにつながるようになりました。
そのつながったモノをネットワーク経由で制御する際に、組み込みソフトウェアとハードウェアの知識がないとろくな制御ができません。
また、近年はAIを使ったロボット制御も盛んに取り組まれていますが、これもロボットを制御するためには同様に組み込みソフトウェアとハードウェアの知識が必要になります。
最近流行りのAI/IoTの開発がしたければ、エンベ試験は知識を証明するための良い資格になります。
まとめ
エンベ試験に合格した話を書きました。
高度情報処理技術者試験をパスしたので、これからさらに2年間は午前Ⅰ試験がパスになります。
この機会にさらに難易度の高そうなシステムアーキテクトやプロマネ試験にも挑戦したいです。
以上!!
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