遠隔制御および自立制御が可能な航空機のドローン
近年は宅配等で商業利用できるレベルまで自立制御が高度化しており、注目されています。
と同時に、悪用されるケースも目立ってきており、悪い面も目立ってきています。
そんなドローンの制御に個人的に興味があり、勉強してみたので紹介します。
私は、
入門用のドローンにTello、制御アプリはUdemyの講座を参考に作ってみました。
ドローン制御の入門機「Tello」
ドローン制御に入門するにあたり、まずは「ドローン」本体が必要ですが、「ドローン」の種類には数千円で購入できる子供用から、数十万もするような本格的なモノまで様々です。
その中で私が選んだのは「Tello」という機種になります。
選んだ理由としては、下記になります。
- 値段が手ごろ(1万円ちょっと)
- SDKが公開されている
- 航空法に引っ掛からない(200g以下)
普通の「Tello」とは別に、教育用の「Tello Edu」というタイプも販売されているようです。
「Tello」よりも少し高額になりますが、より高度な制御が可能になるようです。
Udemyでドローン制御プログラム入門
ドローン制御に入門するにあたり、私は「Udemy」の入門講座を購入しました。

ご存じの方も多いかと思いますが、「Udemy」は頻繁にタイムセールを開催します。
タイムセールの期間中であれば、定価1万円以上する講座でも、千円程度で購入することが可能です。
私も定価9600円の上記の講座を1300円で購入しました。
ドローン制御入門用の講座は少なく、2019年6月26日現在で2講座しかありません。
一方はpython言語での制御、一方はGo言語での制御です。
私は普段pythonを使うので、pythonで制御する講座を選択しました。
ドローン入門講座はかなりおススメ
ドローン制御の講座ですが、かなりおススメです。
正直、ドローンを制御するだけならかなり簡単でした。
ノートPCとドローンをwifiで接続できれば、後はpythonでUDP通信し、コマンドを送ればドローンを制御できます。
「Tello」の場合、コマンド仕様はSDKで公開されているため、通信できるようになれば思いのままです。
しかし、Udemyの講座では、ドローン制御だけでなく、
- ドローンのカメラで撮影された生データの現像処理(ffmpeg)
- 現像されたイメージデータの画像処理(OpenCVで顔認証など)
- ドローン制御の簡易Webアプリの作成(JQuery)
- オブジェクト指向なコーディング、高度なpythonの記述方法
が学べました。
講師の方はシリコンバレーでソフトウェアエンジニアとして働いている方なので、正しい技術を学ぶことができると思います。
ドローン制御しきれなかったこと
今回紹介した講座は、ドローンをPCと通信し、外からコマンドを使って制御するというものです。
これは、ドローンのSDKが用意されていれば簡単なことです。
今後チャレンジしたいこと、今求められていることは、ドローンの自立制御を高度に実装することであったり、
外部からコマンドを使って制御する場合でも、ドローンの移動に伴う制御元デバイスの変更にも耐えうるプログラムだったりするわけです。
もちろん、入門講座でそこまでできるとは思っていませんが、ドローンを生業とするならそのくらい高度なことができないといけないと思いました。
まとめ
ドローン制御に入門した話を紹介しました。
ドローンに限らず、自作プログラムでデバイスを制御し自分の思い通りに動かすということは、とっても楽しいです。
普段、PCやクラウド上で動くプログラムは書いたことがあっても、デバイスを制御するプログラムを書いたことがない人は結構いると思うので、そんな人にはお勧めです。
また、間違いなく子供受けが良いと思うので、お子さんがいるエンジニアの方がお子さんのために作ってみてもよいし、高校生や大学生が自ら楽しむために入門するのもありだと思います。
くれぐれも、ドローンを外で飛ばすときは周りに注意して飛ばしましょう!
以上!!
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