「1440分の使い方」を読んでみました。
成功者たちの時間管理方法について述べられており、特に
1日の時間の使い方を改善するのに効果がある書籍です。
なぜ1440分なのか
1440分とは、24時間、つまり1日のことです。
この書籍は、1日という限られた時間を有効活用するにはどのようにしたら良いか
成功者の事例を取り上げながら説明しています。
1440分を有効活用する秘訣
私が特に重要だと感じた部分を抜粋します。
MIT(Most Important Task)を見極める
皆さんには中長期的な目標があると思います。
会社の目標でもよいですし、個人の目標でもよいです。
その目標を達成するために今すべきことが明確になっていれば、
それがMIT(Most Important Task)ですよね。
それ以外のタスクはあまり重要ではないタスクなので優先度を下げてしまいましょう。
ここで気を付けてたいのが、重要度と緊急度は違うということです。
〆切が迫っているタスクでも本当に必要かどうかを見極めて切り捨てることが大事です。
朝の儀式を持ち、朝にMITをこなす
人間の集中力が最も高まるのが、完全に目覚めてからの2時間なのだそうです。
なので、MITをこなすのもこの時間帯が最も効果的です。
ところが、ほとんどの人は朝会社に行って一番にやることはメールのチェックです。
最も生産性の高い時間帯を、意味のないメールのチェックに使うのはとてももったいないことです。
出社して早々にMITに取り組み、
昼飯前後の集中力が落ちてくる時間帯にメールチェックなどの雑務をこなすことが
1日の時間をうまく使う秘訣です。
また、朝の時間をより生産性高くするための儀式を持つことが重要です。
儀式は人それぞれですが、成功者たちは以下を習慣的にこなす人が多いそうです。
- まず、早起きする
- 水をたくさん飲む(睡眠中は想像よりも脱水している)
- 健康的な朝食を摂る
- 運動する
- 読書をする
- 日記をつける
会社勤めだったり、子供がいたりすると実現が難しいこともありますが、
より生産性の高い時間を過ごすために、少なくとも早起き、水分補給、栄養補給は
毎日の習慣にしたいですね。
時間を考えるのではなく、エネルギーを考える
時間管理系の書籍を読んだりアプリを導入したりして細かい時間管理を始めてみるものの、
挫折する人が多いと思います。
理由は色々あるかと思いますが、
時間管理って結構めんどくさい
という理由の人も多いのではないでしょうか。
特に、最初はやる気を出して15分とか細かい単位で計画を立てたりするのですが、
几帳面じゃない人は絶対続きません(笑)
我々がやりたいことは、時間を管理することではなく、
1日の時間を有効活用することです。
1日の時間を有効活用するための手段として、
分単位の計画を作り実行する
というのもありですし、実際に続けられれば素晴らしいと思います。
しかし、ほとんどの人はめんどくさくなって挫折してしまいますよね。
なので、時間を管理するのではなく、エネルギーを管理することで時間を有効活用します。
人間は集中力が高まる時間がある程度決まっており、
- 朝10時~12時
- 夕方16時前後
が最も集中力を発揮することができます。
また、一度の作業で集中力を持続できる時間は90分前後と言われています。
もちろん個人差はありますが、
この、集中力が高まるタイミングと集中力を持続できる期間を上手く活用することが重要です。
集中力を高め維持するには、当然ですがエネルギーが必要です。
エネルギーは、基本的に休養と栄養補給で満たされます。
1日のどのタイミングでエネルギーが必要で、
そのためには休養と栄養補給をどのタイミングで行い、
集中力が高い期間、低い期間それぞれでどのタスクをこなすのか
を考えることが、1日の時間をうまく使う秘訣になります。
まとめ
時間を管理するのではなく、エネルギーを管理する
という考え方が個人的に新しく勉強になりました。
実践してみると本に書いてあるように完璧にこなせることはないと思います。
少しずつでも取り入れて、生産性の高い時間を過ごせるようになると良いですね。
以上!
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