2017年下期、NWスペシャリスト試験を落としました。。。
その経緯について書こうと思います。
NWスペシャリスト試験受験のきっかけ
2016年の下期に応用情報処理技術者試験に合格しています。
応用情報に合格すると、その後2年間は高度情報処理技術者試験の午前Ⅰがパスできます。
この恩恵にあずかるため、高度情報処理技術者試験の中で業務内容に近い物を探し、
NWスペシャリストを受けることにしました。
また、このころは勉強する習慣がついていたのと会社が不景気で残業規制が厳しかったため、
終業後の自己啓発のネタを探していたこともあります。
※ちなみに、2017年上期に同様の理由でDBスペシャリストを受験し、結果は不合格でした。。。
その経緯もブログに残したので興味ある方はどうぞ

NWスペシャリストの勉強
私は、まず下記の参考書の2017年版を購入しました。
この参考書はすごく特徴的で、参考書の著者の思いがすごく伝わってきます。
試験対策本に著者の思いはいるのか?という疑問はありますが(笑)、すごく丁寧に解説されています。
私はこの本を1週し、あとは過去問をひたすら解くというやり方をするつもりでした。
ところが、私の知識不足もあり、イマイチ理解できなかった。。。
NWスペシャリストになる以前にNWのベーシックな部分がわかっていなかったのです。
そこで、慌ててこの本を買いNWのベーシックな部分を勉強することにしました。
かなり有名なやつですね。
TCP/IPに関する知識が網羅的に書かれています。
現在第5版となっており、ネットワーク技術の進化に伴い内容も更新されているようです。
この本を読みつつ、過去問を解くという作戦に変更し、勉強を続けていきました。
TCP/IPの本を読むことでNWの基礎的な部分がだいぶわかってきて、NWスペシャリストの過去問もようやく解けるようになってきました。
しかし、「確実に合格できる!」という確証は得られないまま、試験当日を迎えました。
NWスペシャリストを落とした原因
頑張って勉強しましたが、結果、午後Ⅱの点数が10点ほど足りず不合格となりました。
原因を考えてみたときにすぐに思い浮かんだのは、というか勉強している段階で思ってましたが、
単純に実力不足じゃね!?
そりゃそうですよね。
ネットワークのスペシャリストを判断する試験に挑もうとしているのに、ネットワークの入門書読んでるんですもん。
私もそうだし、普通のシステムエンジニアが業務でネットワークに触れるのは、
既設のネットワークに対する構成確認やトラフィックの見積もり、設定変更がほとんどです。
ネットワークの設計はまずやりません。
NWスペシャリストは、ネットワークの設計を実務とするインフラエンジニアが持つべき資格だと思いました。
まとめ
そんなこんなで実力不足を痛感したNWスペシャリスト試験でした。
しかし、試験勉強を通じてNWの基礎的な部分に対してかなり詳しくなれました。
このように、知識を得ることが最大の目標なので、それは達成できたと思っています。
もちろん、お金も時間もかけていますので資格という形になれば一番良かったですが、
今回は完全な実力不足だったので、まぁ仕方ないです。
実力不足で終わるのはなんだか悔しいので、NWスペシャリストはいつか再チャレンジしようと思っています。
以上!!
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